イタリアのフレームビルダー ベルトレッティ氏のブランド レジェンド。
彼は私がロッシンで働く前の年にロッシンを離れたフレームビルダーです。
ベルガモ近郊に工房を構え、カーボンはラッピングの後オートクレーブ釜で焼き固められます。その他チタン、スチール、アルミのフレームを制作しています。
代理店を置かず、販売店と個人との直接オーダーのみに対応しているイタリアの職人です。
縁あってオーダーが可能になりました。興味ある方、お問い合わせお待ちしてます。
レジェンドのHPは
http://www.legendbybertoletti.it/
M県N様 Zeroロード カンパSR11S 納車
真夏日になった日、M県のN様に出来上がったDedacciai Zeroチューブで組んだロードを納車しました。
薄肉で熱処理を施されたチューブセットは、OSながらも出来るだけ軽くというご希望でBBやエンドも含めた軽量化で1400g台(510mm)に仕上がりました。
マリアローザカラーベースに白の胴抜きのデザインをN様にいただき、ロゴの大きさの調整などを行いました。
メインコンポにカンパSR、コックピット周辺はDeda、サドルはサンマルコとカーボンパーツを使い、ホイールはコリマ、タイヤはチューブラーのチャレンジと決戦仕様のような構成です。
普段使いに良い様、チューブはエアー抜けの少ない仕様ですが、セタタイヤやラテックスチューブに変えると更に極上の乗り味になります。
まずは初体験のチューブラーに慣れていただければと思います。
久しぶりのカンパ仕様、エルゴはデザインコンセプトはそのままに小ぶりになって小さな手の人にも握りやすくなり好印象でした。
一方フロントメカは微妙な調整を強いられるように変わりました。
羽根が金属の時は微調整も思いのままにできました。
カーボンの今はそれも叶わず。
でもカンパは良いですね。雰囲気が一気に変わります。
納車の際、乗っていただき各部微調整するのですが、今回はコラムスペーサーを移動して5mm下げただけでした。
コラムは後日に切断します。
思いの外時間が掛からず、N様所有のランドナーやアルミ接着のリッジランナーなど見せていただき懐かしかったです。
N様ありがとうございます。
3本カーボンフレーム
カーボンフレームの制作を中断してから久しくなります。
カーボンがラッピングによる成形へと移行する中、設備の無いところでは手の出しようが無く諦めていました。
ラグでのカーボンフレームなら楽に制作出来ますが、チューブの供給先が問題でした。
グラファイトデザイン社でカーボンチューブの供給が開始され、環境が整いつつあります。
当面3本カーボンの制作が可能になりました。
バックのカーボン素材を手当てすればチューブを全てカーボン化出来ます。
ラグはスチールになります。
1台いかがですか?
カーボンがラッピングによる成形へと移行する中、設備の無いところでは手の出しようが無く諦めていました。
ラグでのカーボンフレームなら楽に制作出来ますが、チューブの供給先が問題でした。
グラファイトデザイン社でカーボンチューブの供給が開始され、環境が整いつつあります。
当面3本カーボンの制作が可能になりました。
バックのカーボン素材を手当てすればチューブを全てカーボン化出来ます。
ラグはスチールになります。
1台いかがですか?
K県のK様の953完成
K県のK様から組み上がった写真をいただきました。
レイノルズ953のフレームとカーボンフォークの組み合わせで完成車重量が7.2キロとかなり軽く仕上がっています。
K様こだわりのアッセンブリーはチタンシートピンにまで及びます。そしてコラムスペーサーは途中に1枚シルバーを挟む事で首長の印象を和らげるという繊細さです。ご自分でシルバーに塗られたとの事でした。
フレームは硬過ぎず、柔らか過ぎず、フォークも望外にマッチしていて、いい感じの乗り味になっていますとのインプレをいただきました。
K様ありがとうございます。