昨年、東京都のO様にお納めしましたチタングラベルロードの素敵な写真をいただきました。
都会の風景とも林立する木々と青空の風景ともマッチするグラベルロードの1X。
アッセンブリーは、浅草のオオマエジムショ様です。
ツーリング車推しのオオマエジムショ様ですが、実はロードも・・・お店に伺うとびっくりします。
8キロほどで仕上がったグラベルロードです。
O様のお悩みはロングライドでの腰の痺れ。
年間1万キロオーバー走られるので、基礎体力に不足はありません、というより下手なレーサーよりも走られています。
体が硬いことを考慮し、ハンドルドロップは少なくしています。
全体的に体を前に移動し、腰を極度に折らないようなセッティングで、使うギアを軽く回していただくようお勧めしました。
実はクランクの回転数を上げるのは、若ければ若いほど対応力は高いのですが、年齢が上がるほど難しくなります。
回転力を得るには、辛抱強く行うしかなく、最高回転数を上げるトレーニングと併せて行えば、より早く体得できます。
ただ、レースに参加することを目的としていないO様には厳しいトレーニングになったと思います。
早く走る術には、多くの楽をするポイントを気づかせてくれます。
レースを見ること(トップよりも足切りにならないように走る選手を見る方がヒントを得られます)も何かを気づかせてくれると思います。
踏んでいる感覚は、自転車を走らせている意識を強く感じさせてくれますが、一踏みのパワーの上下が大きいので体への負担が脚だけでなく、体幹にもかかります。
回転を意識すればパワーの上下が少なくなり、体幹の負担も少なくなります。
細かく言うと回転数を上げると負担の大きくなる体幹部分もありますが。
実践いただきましたO様から、ノンストップで走れる距離が長くなったとのご報告もいただきました。
自転車に関しては漕ぎ出しが軽く、滑かで絨毯の上を走るようで、ハンドリングも軽快とのインプレをいただきました。
O様ありがとうございます。
ツーリングで使い倒していただければ幸いです。