EmmeakkA

オーダーメイドフレームと自転車の制作をしています。

京都のHさんのレイノルズ931

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京都のHさん(別のHさんです)から写真いただきました。
あえてレイノルズ931をご指定での弊社初931フレームです。
フォークはコロンブスのSLブレードを使っています。
京都ということで堺のミルキーウェイさんに赴き、直接塗装のご相談されました。
私も未訪問のミルキーウェイさん、Hさんから頂いた写真です。
箱根の写真は、京都ー東京を23時間半で走破した時のものだそうです。
大学生の若さとはいえ凄いです。
鈴鹿エンデューロにも参加なさったようです。
結果はいかがだったでしょうか?

5月17日にいただいたレポートです。(もうすぐ一か月経つのですね、掲載遅くてすみません)

友人と同じくエンメアッカステンレスフレームのオーダーとなり、同じ京都のHさんということですが、デザインやコンポーネント諸々で違いを出してみました。盛合さんとの100通以上のメールのやりとりを経て、組み上げまで約9ヶ月かかりました。振り返れば長いようで短かった気がします。
デザインはコルナゴのクラシカルなロードを主な参考に、他のフレームなど画像を漁って悩んで勉強の合間に考案。オリジナルデザインです。
色は深海の青を(これがメールのやり取りではなかなか伝わらない)。胴抜きの白や金色も大阪の塗装屋さんに直接行って決めました。

フレーム自体は古風に、コンポは現代風をイメージしています。モダンクラシカルというか、なんというか。
ステムとシートポストは使いやすいアルミ製で、サドルとハンドルはできるだけ軽いものを選びました。ホイールはロープロでもセミディープでも似合いますね。惚れ惚れ。
集合ステーの笹の葉の鏡面仕上げは個人的に大変気に入っています。鏡として利用してます。(冗談です)
キャリア用のダボ穴は将来の乗り方に合わせれるようにつけただけで、今はバイクパッキングが流行ってるのでフレームバッグに荷物を入れています。
コラムは5mmの余裕をもたせてバッサリ切りましたが、それでも高すぎず低すぎず快適なポジションで、なにより見た目がいいです。

初めて乗ったときは少し重いかな?と感じましたがそんなのは嘘で明らかに速くなりました。比較するバイクが普段乗りのアルミロード(10kgくらい?)でそりゃ速くなるんですが、平地の27巡航が、35巡航になったくらいです。
組み上げて計300㌔ほど走って感じたことは、走っても疲れない、疲れを感じにくいスゴイやつということです。徐々に乗り方がわかってきて今は大分シンクロ率が高くなってきています。どこまでも走れそうです。
ぐっと踏み込んだときクランクが下死点までスムーズに回せて、遅れてくる「バネ」による加速でしょうか、そんなものを感じられて、ダンシングでヒルクライムするのが楽しいです。

友人のフレームは953なのですが、正直素人の僕には違いはわかりません。重量8.3kg(ペダル込)でこの走破性で、文句なしです。931にしたのは冒険心から。ただ塗装がちょっと弱かったみたいで、エンドあたりがヒビ割れてきて辛いですね。

最後に、僕自身20歳(2017現在)でまだまだ若い盛りだと感じてます。このフレームとともに日本中、もしかしたら海外も走って走って一生乗り続けようと思います。ディレイラーハンガーだけは曲げないように。

またいつか宮古に走りにいくと思いますので、そのときはよろしくお願いします。京都にも是非来てください。長文失礼しました。(